最先端の技術と設備が勢揃い!モーションキャプチャスタジオ「スタジオ Soup.」に訪問させて頂きました!

今回は3Dゲームや産業用モーション収録、Vtuberの生配信に留まらず、MV・VP・番組・CM制作まで幅広い撮影を得意とするモーションキャプチャスタジオ「スタジオ Soup.(スープ)」に訪問させていただきました!

スタジオの特徴的な設備や運営について、詳しくお話を伺うことができました。

目次

白を基調とした高天井で大迫力のスタジオ!

soupさんのモーションキャプチャエリアは、広さ8m×5.8mのスペースとなっています。この広さがあることで、演者は自由に動き回ることができ、より自然でリアルなモーションデータを収集できるとのこと。特に天井が高いため階段の上り下りやワイヤーアクションなど演者の動きが制限されることなく、幅広いモーション収録できますと語ってくれました。

この広さに対し台数が多めのVICON製カメラ24台によってモーションを収録。これにより、非常に精度の高い撮影が可能となり、演者の微細な動きまでも逃すことなくキャプチャが可能。後工程であるノイズ取りやリターゲット処理をあまり行わなくても済み、結果的に料金を抑えられるのが最大のメリットです。

小道具の収録だけでなくDJI RS 3 PROを2台使用したバーチャルカメラシステムも導入されているので、よりダイナミックなカメラワークの映像制作が可能となっています。

ほかにも演者やデザイナーがリアルタイムで映像を確認できるよう、複数の大型プレビューモニターが完備されています。これにより、その場でモーションを確認し、必要に応じて即座に調整できるとのことで、演者からも好評の設備だそうです。

また全面グリーンバックもスタジオに設置できるため、リアルタイムクロマキー機能を利用することで、3Dバーチャルセットの映像制作もできるそうです。演者の動きがキャラクターに忠実に反映することで、3Dキャラクターが出演するバラエティ番組の制作にも対応しているのは嬉しいですね。

テレビ番組制作など豊富な経験をしているプロフェッショナルな制作スタッフが関わるため、クオリティの高い映像制作がスムーズに進行します。最新の設備と優れた技術力を駆使したこのモーションキャプチャスタジオでは、あらゆるニーズに応えることが可能でしょう。

遊び心満載なフェイシャルコントローラー

3Dキャラクターにフェイシャルを付ける際に使用されるコントローラーも遊び心が満載。

元々はゲームセンターに使用されていた筐体にWindows搭載のPCを入れ替えることで、キーボードだけでなくタッチパネルでの操作も可能とのこと。

操作方法はキーボードはもちろん筐体の9ボタンとスティック4方向の13パターンの表情を割り当てることができるそうで、割り当てる内容も自由にカスタマイズが可能!

生放送にも対応しているそうなので、素早いフェイシャルの切替が必要な場面でも問題なくできますね。

過去の経験をスタジオ運営に活かす取り組み

過去の経験をもとにさまざまな工夫をされており、現在のスタジオ設立にあたって、立地は旗竿地を選ぶことでコストを抑え、内装については防音対策を施すことで騒音問題を解決させたそうです。

またスタジオ内での機材の配置やスペースの活用方法についても日々改善しているそうで、大型プレビューモニターは元々設置していなかったそうです。また、ライブイベント収録時のスペースの制約についても現在のキャプチャエリアがちょうど良い最適な広さになっているとのこと。

モーションキャプチャの修正については、キャラクターによってアクターとの体格差が異なるため、どうしても手作業での修正が必要なことがありますが、カメラのノイズに関しては特定の動きがない限り無料で修正しているそうです。スタジオ運用に関しては過去の経験からこういった方針をとっており、常に利用者の立場にたって嬉しいサービス提供しているそうです。

また他にも近年AI技術の進化により、動画からモーションを生成する技術が進んでいますが、生放送には対応していないことから、まだまだモーションキャプチャスタジオの重要性は高いとお話もされていました。

最後に

今回スタジオsoupさんの訪問で、設備のことだけでなく経験から運営に反映しており、「作成した作品に対する喜びは計り知れない」と制作の喜びのコメントのほか、さまざまな大変興味深いお話を聞くことができました!

法人だけでなく個人の方も安心して高品質なモーション収録ができるモーションキャプチャスタジオとなっているので、一度検討してみてはいかがでしょうか!

Information
スタジオSoup. 公式サイト
スタジオSoup. 公式X

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