『東京ゲームショウ2024』で注目を集めた展示をピックアップ!

東京ゲームショウは年に一度コンピュータエンターテインメント協会が主催している総合展示会です。
前回は第一弾として現地の様子をお届けしました。本記事では第二弾として、注目を集めていた展示をピックアップしてご紹介していきたいと思います。

目次

ソニー・インタラクティブエンタテインメント

プレイステーションブースでは、9月6日(金)に発売されたスペースアドベンチャーゲームの「アストロボット」や、三国志の英傑たちと戦場に赴き、群がる敵兵をド派手なアクションで一掃できる「真・三國無双 ORIGINS」の他、
多くのゲームファンから愛され続けている名作のリメイク「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」や、シャドウを操作し縦横無尽なアクションが可能な完全新作の「シャドウ ジェネレーションズ」と、新要素が追加され更にパワーアップした「ソニック ジェネレーションズ」の2つのタイトルがセットになったハイスピードアクションアドベンチャーゲーム「ソニック × シャドウ ジェネレーションズ」、
記憶喪失となった真島吾朗が財宝を求め冒険する異色の海賊ゲーム「龍が如く8外伝 Pirates in Hawaii」など、PS5で発売しているタイトルや発売が予定されている様々な最新作の試遊することができました。

またプレイステーション30周年記念で、ハードウェアやペリフェラルといった商品を一同に展示するスペースもあり、自由に観覧することができます。
グラフィックの進歩とともに、様々な進化を遂げてきたすべてのプレイステーションを見られるのは感慨深いものがありますね。

Google Play

Google Playブースではオリジナルゲーム「ダイヤモンド城」をプレイすることで、Google Play Pointsやグッズがもらえるイベントを始め、TGS会場全体を回りステッカーがもらえる来場者に嬉しいイベントを多く行っていました。
「ダイヤモンド城」は最大8人で対戦できる特別版。アーケード仕様のスティックと1ボタンのみを使用するシンプルな操作で、城内に配置された宝箱やコインを取得し、他プレイヤーとポイントを競うゲームとなっています。

限定Tシャツのデザインにも使用されている「ウマ娘プリティーダービー」や「モンスターストライク」、「学園アイドルマスター」などのドット絵画が展示されていたり、AndroidのアプリゲームをWindowsPCで遊べるサービス「Google Play Games」の体験コーナーもあり大盛況でした。

シャングリラ・フロンティア

10月からTVアニメ2期を放送中の「シャングリラ・フロンティア」は、フルダイブ型VRゲームが主流となった近未来でクソゲーをこよなく愛す主人公、陽務 楽郎が神ゲーと評される「シャングリラ・フロンティア」をクリアするためにゲームと現実で奔走するライトノベル作品です。

今回スマートフォンゲームコーナーに出展していましたが、イベントの後にNetmarbleからハイクオリティな新作3Dゲーム「シャングリラ・フロンティア~七つの最強種~」が発表されています。現在もリリース日は未定でプラットフォームやシステム詳細なども公開されていませんが、Netmarbleは「七つの大罪 リトルクロニクル」や「二ノ国:Cross Worlds」、「神之塔:New World」など数多くのスマートフォンゲームを展開しているので、本作もスマートフォン向けゲームとなるのでは?と予想されていますね。

インディーゲームコーナー

インディーゲームコーナーでは、既に発売されているものから現在開発中の注目タイトルが多数出展しており、なかには試遊することも可能でした。このコーナー内でいくつかご紹介をしたいと思います。

Vivid World / ビビッドワールド

アソビズム開発のパーティ構築型ローグライク第二弾である「Vivid World / ビビッドワールド」は宝石となったキャラクターをダンジョン内を探索しながら集め敵と戦うオートバトル形式のゲームです。
今作から新システム追加やマルチプレイができるようになりフレンドと高難易度のダンジョンを攻略可能と、前作から更に面白さがパワーアップしています。

Tokyo Stories

ドリコムが開発中のピクセルアートアドベンチャーゲーム「Tokyo Stories」は、主人公が誰もいなくなった東京でいつの間にかいなくなってしまった親友を探しに彷徨います。
グラフィックは3DCGのモデルをシェーダ処理でピクセルアート風に描画する技法を使用しています。これにより通常のピクセルアート風のグラフィックとは一味違ったザラついた質感と陰影で独特な雰囲気を漂うゲームとなっています。

Pinball Spire

Indie.ioが開発しsteamで発売中の「Pinball Spire」はサイドビューで横スクロールを用いた迷路探索型のアドベンチャーとピンボールが融合した、ユニークなゲーム性になっています。
ヒップという小さいピンボールを操作し、突如現れた神秘的な塔の内部を探索することになります。昔Windowsに付属していた3Dピンボールにハマっていた人には特にお勧めできるゲームです。

UNDERGROUNDED

「UNDERGROUNDED」は株式会社ゲームスタジオが開発している謎解きアドベンチャーゲーム。落としてしまった婚約指輪を取り戻しにクォータービューの不思議なダンジョンを探索するゲームとなっています。
探索する途中でレトロなアーケードゲームに挑戦したり、ボスモンスターと戦ったりしながら、アメリカの歴史を遡っていくかのような世界観となっています。2025年夏にリリース予定です。

違う冬のぼくら

講談社ゲームクリエイターズラボが開発、販売中の「違う冬のぼくら」は通話しながら楽しむ2人専用のパズルアドベンチャーゲーム。1人では遊べない仕様となっており、一緒に遊ぶ人を探すのがある意味一番難易度が高いかもしれません。
2人のプレイヤーは同じ世界にいますが、目に見える景色はまったく異なっています。片方のプレイヤーには何もないように見えても、もう片方プレイヤーには違うものが存在していたりします。お互いの状況を伝えながらパズルを解いていく斬新なゲーム性で注目され、次回作の制作が決定されています。

RAZBAM JAPAN

VIRPAL CONTORLS JAPANが展示していたハイクオリティな操縦体験ができるフライトシミュレーター用のハードウェアは、戦闘機のコックピットを忠実に再現したシステムに触れられるということで、会場では注目を浴びていました。
グラフィックやシミュレーターのクオリティの高さから、実際に戦闘機パイロットが訓練に使用されているという事です。また、一般の人も購入可能とのことで、ファンには堪らないハードウェアでしょう。

まとめ

今回は東京ゲームショウ2024の気になった展示をより詳しくご紹介しました。
数ある展示のなかでも、インディーゲームは斬新なアイディアをうまく落とし込んでいるゲームが多く、観覧していて良い刺激を受けました!
東京ゲームショウは毎年開催しているので、来年も来場したいと思います。

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