PrimeX 120とPrimeX 41の徹底比較!OptiTrack選びのポイント

近年、モーションキャプチャー技術は、映画制作、ゲーム開発、スポーツ解析、医療リハビリテーションなどさまざまな分野で重要な役割を果たしていますね!

特にNaturalPoint社がリリースしたOptiTrackのカメラは、高精度であることで広い層から信頼されています。

しかしながら、こうしたカメラは設置環境や使用用途に応じて適切に選ばなければなりません。
たとえば、屋内外の使用、撮影対象の大きさ、トラッキング精度など、用途に応じたカスタマイズが必要です。

そこで今回はこうした用途にも対応する、OptiTrackの主力商品である「PrimeX 120」と「PrimeX 41」の性能を比較!
それぞれの特徴やトラッキング可能な範囲などについて詳しく解説します。

ぜひ記事を通じて、ご自身のニーズに最適な機材を選んでみてください!

目次

PrimeX 120の特徴

PrimeX 120は高精度でのキャプチャーと広範囲のトラッキングを可能としており、特徴をまとめると以下のようになります。

  • 耐久性、適応性の高さ:屋外や夜間など、過酷な環境でも優れた性能を発揮します。スポーツイベントや大型プロジェクトにはぴったりですね!厳しい環境・条件下でのテストに合格しているため、夜間や屋外での使用にも耐えることができます。
  • 高精度なトラッキング:PrimeX 120は、遠距離での高精度なトラッキングが可能です。たとえば、大規模なスタジアムでのスポーツ選手の動きを正確に捉えることができ、観客の位置からでも精密なデータを収集できます。

詳細な情報については、OptiTrackカメラ製品情報ページをご確認、またはお問い合わせください。

PrimeX 41の特徴

コンパクトで軽量な設計が特徴です。PrimeX 41はスタジオ内での使用に特化しており、映画やゲーム制作の現場で性能をフルに発揮しやすいといえます。

たとえば、映画のセット内で俳優の細かい動きを捉え、セットの変更や移動が多い場合でも手軽に再設置・調整が可能なところは強いメリット。
また、PrimeX 120と単純比較すると重量面などコンパクトさで勝っているため、PrimeX 41の動作条件を満たす環境下であれば、設置コストを抑えつつ高品質なモーションキャプチャーが実現できます。

以下は、PrimeX 41の特徴をまとめたものです。

  • コンパクトで軽量:PrimeX 41は軽量でコンパクトな設計が特徴で、取り扱いが容易です。このため、小規模なスタジオや移動が多いプロジェクトなどに適しています。
  • 高精度トラッキング:高いトラッキング精度を誇り、近距離でのトラッキングに優れています。

詳細な情報についてお求めの場合は、OptiTrackカメラ製品情報ページをご確認、またはお問い合わせください。

PrimeX 120とPrimeX 41の比較

以下は、PrimeX 120とPrimeX 41のスペックや性能がひと目で比較できる簡易的な表です。
ぜひご自身の用途にどちらが合うのかを見極め、購入時の参考にしてみてください。

商品PrimeX 120PrimeX 41
画像センサー解像度4,096 × 3,072ピクセル2,048 × 2,048ピクセル
トラッキング範囲最大40m(14mm反射マーカー使用時)最大30m(14mm反射マーカー使用時)
耐久性高い(厳しい環境でも使用可能)標準的
サイズ168mm×168mm×162mm126mm×126mm×132mm
重さ2.88kg1.36kg

取り扱い時の注意点(耐久性・重さ)

耐久性について、これまでもご紹介したようにPrimeX 120は夜間や屋外でも利用できることに強みがあるといえます。
一方で重さを見ると、PrimeX 120は単純計算でPrimeX 41の2倍以上の重さがあります。

設置やメンテナンスの際にはこの重量の違いに注意が必要です。特に、スタジオの天井や高所に設置する場合は、取り扱い方法を遵守し、安全対策に基づいた上で行いましょう。

OptiTrackカメラはMotiveソフトウェア統合により、リアルタイム処理が可能!

OptiTrackのカメラは、さまざまなソフトウェアやシステムと統合して使用することができます。

たとえば、Motiveソフトウェアと統合することで、全身のモーションキャプチャーデータをリアルタイムで処理できます。
キャプチャされたデータを即座にコンピュータに送信し、すぐに分析や編集ができるのです。

また、オートキャリブレーション機能(カメラやセンサーの設定や調整を自動で行う機能)により、カメラの設定を自動的に調整することができます。
複雑な手動調整をすることなく、簡単にセットアップが完了します。
セットアップが素早く行えるため、収録を即座に開始できる点も大きな利点です。

まとめ

今回見てきたように、OptiTrackのPrimeX 120とPrimeX 41は、それぞれ異なるニーズに応える高性能なモーションキャプチャーカメラです。

使用する環境やプロジェクトの規模に応じて適切なカメラを選べば、より効果的で効率的なモーションキャプチャーを実現できるはず。

この記事を参考にして、ぜひあなたにピッタリの機材を見つけてください!

製品紹介ページ:https://mocap.jp/optitrack/camera/#primeseries
画像提供元:株式会社スパイス https://mocap.jp/

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